2月9日、ヒルトンは、2022年第 4四半期の決算を発表した。それによると、第 4四半期の EPSは、1.22ドルの見込みに対し、特別項目調整後の EPSで 1.59ドル、売上高が前年同期比 33.1%増の24億4400万ドル、営業利益が同 51.4%増の 5億 400万ドル、税引前利益が同70.0%増の 4億 300万ドル、純利益が同2.3倍の 3億 3300万ドルとなった。
また、2022年度通期の業績は売上高が前期比 51.6%増の 87億 7300万ドル、営業利益が同 2.1倍の 20億9400万ドル、税引前利益が同 3.1倍の 17億 3400万ドル、純利益が同 3.1倍の12億 5700万ドルとなった。
ヒルトンの社長兼最高経営責任者であるクリストファー・J・ナセッタは、「第 4四半期と通年の決算において、システム全体の RevPARは、すべてのセグメントにおいて 2019年の同期を大きく上回った」と語り、2023年も、新たなプレミアムエコノミーブランド「スパーク byヒルトン」を立ち上がるなど、引き続き業績拡大が続くとみており、システム全体のRevPARは、前年比、通貨中立ベースで 4~8%増、純利益は、13億 8,200~14億5,400万ドルになると予測している。