個人の「やりたい」を大切に特徴を活かせる環境や取り組みを
----「リゾナーレ大阪」を含めた、星野リゾートの人材採用や育成について教えてください。
星野リゾートでは年4回入社式があり、今期も788名の入社を予定しています。これだけの人数が集まって、入社後も長期的に働いていただけているのは、一人一人の特徴を活かせるアサインや、働く場所の選択がポイントになっているのではないでしょうか。弊社では、個人個人が「一番やりたい」と思える場所で、楽しく働いてもらえる環境、取り組みを用意することを最も重要視しています。今回も「リゾナーレ大阪」の社内公募では、それぞれに作品を作り、自分なりの言葉で作品に込めた想いを語っていただく形をとりました。
----最後に、福本さんが目指す「リゾナーレ大阪」の未来を教えていただけますか。
地域とのネットワークを構築していきたいです。すでにアトリエの素材にも、地域の方に提供いただいたもの、この地に由来のあるもの、私達が街から集めてきたものが数多くあります。今後はさらに地域との連携を大切に、地域に根ざした運営をしていきたいと考えています。大阪の文化や人の力も借りながら、どんどん面白く、新しい発想が生まれてくるホテルに育てていきたいですね。
また、「創造力を遊びこむ」というコンセプトは子どもだけに向けたものではなく、大人も楽しめることが重要なポイントだと思います。アトリエが地場の工芸や産業を知るきっかけになるなど、さまざまなエッセンスを強化し、ここを目的地に訪れていただける施設になっていきたいと考えています。
----リゾナーレ大阪が創造するホテルの新しい価値、新しい未来に期待をしています。本日はありがとうございました。