宿泊業6(前年比2件増)、飲食業49(前年比10件増)
東京商工リサーチは 2022年 11月の「倒産月報」を2022年 12月8日に発表した。全国の企業倒産件数は 581件(前年同月比 13.92%増)、負債総額が1155億 8900万円(同 22.83%増)となった。
件数は、11月としては3年連続で600件を下回ったが、4月から8カ月連続で前年同月を上回り、低水準ながら増勢が鮮明になってきた。件数が 8カ月連続で前年同月を超えるのは、2019年 9月から2020年4月以来の2年7カ月ぶりである。また、倒産に伴う従業員被害者数は2378人 (同 2253人 )で、2カ月連続で 2000人台に乗った。
負債総額は、2カ月ぶりに前年同月を上回り、11月では2年ぶりに1000億円台に乗せた。負債1億円以上5億円未満が116件 (前年同月112件)、同5億円以上10億円未満が23件(同15件 )、同 10億円以上の大型倒産が17件(同13件)と徐々に中堅企業の倒産も増加している。
11月の「新型コロナウイルス」関連倒産は、214件 (前年同月比22.9%増 )であった。3カ月連続 200件台に達しており、2020年 2月からの累計は 4508件に達した。
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