宿泊業4(前年比4件減)、飲食業55(前年比3件減)
東京商工リサーチは 2022年 10月の「倒産月報」を2022年 11月9日に発表した。全国の企業倒産件数は 596件(前年同月比 13.5%増)、負債総額が869億 9500万円(同 11.6%減)となった。
件数は、4月から7カ月連続で前年同月を上回った。10月としては 2年連続で600件を下回ったが、3年ぶりに前年同月を上回った。低水準ながらも増勢局面が続いているのが現状である。また、倒産に伴う従業員被害者数は2654人 (同2624人)で3カ月ぶりに2000人台に乗った。
負債総額は、5カ月ぶりに前年同月を下回った。負債 1億円以上 5億円未満が 146件(前年同月109件)、同 5億円以上10億円未満が25件(同16件)と増加したが、同 10億円以上の大型倒産が6件(同17件)と大幅に減少し、負債を押し下げた。
10月の「新型コロナウイルス」関連倒産は、230件(前年同月比 42.8%増 )であった。2カ月連続で最多を更新し、2020年 2月からの累計は4293件に達した。
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