宿泊業8(前年比1件増)、飲食業46(前年比9件減)
東京商工リサーチは2022年 5月の「倒産月報」を 2022年 6月 8日に発表した。全国の企業倒産件数は 524件(前年同月比 11.0%増)、負債総額が 873億8,000万円(同 48.1%減)となった。
件数は、今年 3月以来、2カ月ぶりに500件台に乗せ、2カ月連続で前年同月を上回った。また、5月度では 2年連続で前年同月を上回り、底打ち感が強まった。
負債総額は、前年 5月の(株)東京商事の大型倒産の反動で大幅に減少、2カ月連続で前年同月を下回った。負債1億円未満が385件と7割を占める一方で、 同10億円以上は 14件(前年同月 11件)、同 5億円以上 10億円未満が 21件(同 13件)と、倒産が中規模にも広がっている。
5月の「新型コロナウイルス」関連倒産は、191件(前年同月比 54.0%増)で、集計を開始した 2020年 2月以降の累計は 3,284件に達した。
産業別では、運輸業が燃料価格の上昇から34件(前年同月比 61.9%増)と、大幅に増加、3カ月連続で増加している。このうち、道路貨物運送業は 21件(同40.0%増)で 1.4倍増だった。
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