ABホテル(株)(本社・愛知県安城市)は1月31日、22年3月期第3四半期の決算情報を発表した。
売上高は 47億 2200万円(前年同期35億800万円)、営業利益は6億6700万円(同 7700万円)、経常利益は 6億 2600万円(同 6700万円)、四半期純利益は3億 6400万円(同4400万円)となった。
定性的情報では、第 3四半期累計期間において 21年 4月に千葉県に初出店となる「ABホテル木更津」を出店し新規開業を含め営業店舗数は 32店舗・4299室となったことを挙げた。
ほかにも、インターネット等を利用した広告宣伝の強化、長期宿泊者用プランや栄養バランスを考慮した弁当の販売、各都道府県が実施している旅行割引キャンペーンに積極的に参加し、宿泊稼働率の維持および向上、経費削減に努めていた。
その結果、訪日外国人の減少による近隣宿泊施設の稼働率および宿泊単価の影響を一部受けたものの、前々期までに開業した既存 27店舗の第 3四半期累計期間の平均宿泊稼働率は87.1%(前年同期比 20.0ポイント増)へとつなげた。