ホテルレストランが本気になれば宿泊客以外の顧客を増やせるはず
2021年 9月 20日(月)・祝日。東京のあるホテルのランチもディナーもお客さまの行列があった。緊急事態宣言の中、酒類提供は控え、閉店は夜の 8時。午後 6時時点で 20人弱の人並んでいたから、5時30分からのディナーは2回転弱だろう。窓越しにみえる家族やカップルの表情から心待ちにしていた食事にという感じが伝わってくる。
岡村衡一郎
(おかむら・こういちろう)
1971年生まれ。亜細亜大学卒。(株)船井総合研究所を経て、2004年(株)スコラ・コンサルト入社。120社を超える企業変革を支える。「会社が変わるとは何か」、「人がイキイキ働くには何が必要なのか」を考え続け、「一品」という変革コンセプトを発見、体系化する。支援先の起源や今あるリソースを足場に、「あるもの」から「ないもの」を生み出す一品イノベーションに多くの経営者ファンを持つ。変わるためのテコをあぶりだす「経営者オフサイト」、「『一品』で会社が変わるワークショップ」を主催。著書に『一品で会社を変える』(東洋経済新報社)、『30代でチームのリーダーになったら最初に読む本』(同社)など
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