ゆこゆこホールディングスは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によるシニアの行動や消費意向を明らかにするため、「新型コロナウイルス感染拡大による生活への影響調査」を実施した。
同調査の中で、「現在の外出自粛の状況」では、全年代の94%が何らかの外出自粛を行なっていることが分かった。特に年代が上がるほど「かなり外出の自粛をしている」という回答が増えており、70 代以上では66%が外出の頻度を控えていた。一方で、20 代以下でも55%が「かなり外出の自粛をしている」と回答しており、若者も外出自粛要請に積極的な姿勢が見受けられた。また、60代以上のシニアでは運動と読書の回答が他世代よりも増える結果となっている。運動不足になりがちな外出自粛中に、意識して運動を行なうシニアの姿が明らかになった。
外出自粛期間中に「新しく始めた・始めようと思っている行動」を聞いたところでも、30 代以上の世代では共通して「運動」という回答が2 割前後と、最多の回答となった。70 代以上のシニアでは「インターネットの閲覧」という回答が17%を占め、「運動」に次いで多い回答となった。外出自粛を機に、インターネットのスキルを磨きたいシニアの意向を読み取れる。
「お金の使い方の変化」では、60 代以上のシニアでは、「支出が減った」という回答が40%台前半、「特に変わらない」という回答が40%台後半を占め、支出を増やさず生活をしているシニア像が明らかとなった。50 代以下では「支出が増えた」という回答も2 割~ 3 割を占めた。
ゆこゆこ
https://www.yukoyuko.co.jp/
【調査概要】
タイトル:「新型コロナウイルス感染拡大による生活・旅行への影響」に関するアンケート
対象:温泉宿泊予約サービス『ゆこゆこネット』に登録する会員
期間:2020年4月10日~2020年4月17日
方法:アンケートフォームを使用したオンライン調査
地域:全国
有効回答数:9672件
実施機関:ゆこゆこホールディングス株式会社
ゆこゆこ 「新型コロナウイルス感染拡大による生活・旅行への影響」に関するアンケート(シニア行動編)
ゆこゆこ 「新型コロナウイルス感染拡大による生活・旅行への影響」に関するアンケート(シニア行動編)外出自粛で、意識して運動するシニア像が顕著に
【月刊HOTERES 2020年07月号】
2020年07月02日(木)