週刊ホテルレストラン、HOTERESオンライン、HOTERESセミナーなどを展開するHOTERESでは事業を本格的に再開するホテル・レストランの参考情報になればという考えから、ビュッフェに対する意識調査を行ない、ホテル・レストラン事業関係者796名、事業者以外の一般消費者1405名、計2201名から回答をいただきました。
本アンケート実施にあたって、回答にご協力をいただきました皆さま、SNS等による情報の拡散にご協力をいただきました皆さまに御礼申し上げます。
現在もアンケートは収集中ですが、事業者の方にとっては一刻も早い共有がお役立ちできるかと考え、2020年6月19日、15時20分時点での速報データをお届けします。(岩本 大輝)
新型コロナウィルス(以下「コロナ」)を原因とする緊急事態宣言が解除され、本日より県をまたぐ移動の緩和も発表されました。いよいよ、少しずつではありますが、人の動きもこれまでより活発となり、飲食需要や旅行需要も回復していくことになるでしょう。
その中で、ビュッフェスタイルの飲食を提供していたホテルやレストランの事業者様がお悩みになるのは、そのスタイルを継続すべきか、取りやめるべきかという点だと思います。
私が様々な事業者様のヒアリングを継続する中で感じたのは、特にホテルにおいては「もうビュッフェは無理でしょう」と、言ってみれば自ホテルとしての総合的な滞在経験価値提供を真剣にどうすべきか考え得た上ではなく、「“なんとなく”もうビュッフェは無理でしょう」という雰囲気があり、ビュッフェを取りやめようとするホテルが少なくないということでした。
そこで、もっとマーケットを見てほしいと、ゲストサイドの意見を把握した上で判断をいただきたく、本アンケートの実施に至りました。
詳細は数字が物語っていますのでそれをご覧いただきたいですが、例えば「ビュッフェスタイルのレストラン(ハーフビュッフェ含む)に行きますか?」という質問に対しては、現時点でもビュッフェに行きたいという声は47%。コロナ終息後となれば75%がビュッフェに行きたいということで、依然ビュッフェに対するニーズが高いことが分かります。一方で、以前はビュッフェに行っていたが、今後はコロナ終息に関係なく行きたくないという人が16%いることも分かります。それを踏まえ、皆さまのホテルの総合的な滞在経験提供戦略において、そして、競合他社とのポジショニングにおいて、どう判断をされるかに、本結果をお使いいただければと思います。
また、本情報やデータの著作権は弊社に帰属しますが、性別や居住都道府県、年齢などより詳しいデータもローデータとして保有しております。ホテル・レストラン事業者様で、社内資料として必要だという方に限り、ご提供をいたします。ご希望の方はeメールにて、「iwamoto■ohtapub.co.jp:iwamoto部分は半角、■部分は@に変換ください」までご連絡をいただければと思います。
■ホテル・レストラン事業者以外の一般消費者
Q1:ビュッフェスタイルのレストラン(ハーフビュッフェ含む)に行きますか?
Q2:ホテルの朝食がビュッフェスタイルの場合、そのホテル自体の宿泊を避けますか?
■ホテル・レストラン事業関係者
Q1:ビュッフェスタイルのレストラン(ハーフビュッフェ含む)に行きますか?
Q2:ホテルの朝食がビュッフェスタイルの場合、そのホテル自体の宿泊を避けますか?
■ホテル・レストラン事業者と一般消費者の意識の比較
Q1:ビュッフェスタイルのレストラン(ハーフビュッフェ含む)に行きますか?
Q2:ホテルの朝食がビュッフェスタイルの場合、そのホテル自体の宿泊を避けますか?
■アンケート概要
調査期間:2020年6月18日15時〜6月19日15時20分
調査対象:インターネット利用者
調査手法:SNSを中心に情報を発信しアンケート収集ツールにより収集
有効回答数:2,201