自社グループに清掃会社を持つコアグローバルマネジメント㈱は、その強みを生かして従来の客室清掃に加え、除菌プロセスを追加。それによってこれまで以上に安心してゲストが滞在できる客室を提供すると公表した。
コアグローバルマネジメント㈱は、同社が国内で運営する12軒のホテルにおいて自社グループ会社に清掃会社を持つ強みを生かし、新型コロナウィルス(COVID-19)感染対策として、専門家のアドバイスを受けながら従来の客室清掃では組み込まれていなかった「徹底除菌」を全客室およびロビー、チェックインカウンターなどに実施し、ゲストにより安心・安全な滞在空間を提供すると公表した。
世界的大手チェーンであるヒルトンやマリオット インターナショナルなどが、ゲストにホテルの安心・安全を訴えるために続々と専門家のアドバイスを受けながら新しい清掃スタンダードを取り入れると公表している昨今、国内でもホテル運営企業であるコアグローバルマネジメント㈱が同様に専門家のアドバイスを受け、新たな清掃基準に取り組むと公表した。
ゲスト側の安心・安全への要求は高まるも、日本では多くのホテルが客室清掃を外部に委託しているため、こうした取り組みができていないのが現状だ。その中で、自社グループ会社に清掃会社である「クリエイティブクリーン㈱」を持つ同社が先んじて新たな清掃スタンダードを専門家のアドバイスを受けながら確立。6月1日から開始すると公表した。
また徹底除菌以外にも、ソーシャルディスタンスに基づいたレストランの座席配置の変更や、換気の徹底などコロナウイルス感染症対策にホテル全体で細心の注意を払い、ゲストがより安心して滞在できるホテル運営を行なうとしている。
内容は以下の通り。
客室清掃
① ゲストが直接手に触れることが多い以下の個所に関して次亜塩素酸ナトリウム除菌剤を使用し拭き上げる事で除菌の徹底を行なう。
※ドアノブ、バスルーム、蛇口、蛇口ハンドル、デスク、テーブル、各種リモコン、電話
② 清掃スタッフはマスク、手袋の装着を必須とする。
③ 客室内の湯飲みやコップは全て使い捨て紙コップに変更。
④ ゲストが利用をできる除菌消臭スプレーを全客室に設置。
⑤ 清掃時の換気の徹底。
共用部清掃
① エレベーターのボタンやドアノブなど、ゲストの手が触れる機会が多い部分に関して定期的に次亜塩素酸ナトリウム除菌剤を用いた消毒の為の拭き上げを行なう。
② ロビーや廊下など加湿空気清浄機を用いて次亜塩素酸ナトリウム除菌剤を散布する。
③ 自動ドアの開放など定期的な換気の徹底。
共用部オペレーション
① 喫煙室やコインランドリーなどは1度の利用定員を定め密防止の徹底。
② 大浴場など特に密になりやすい部分は運用を休止する。
レストランオペレーション
① ソーシャルディスタンスに基づき座席間を離し、ゲスト同士の間隔を保つレイアウトとする。
② ブッフェ形式の食事を提供する場合は、ゲストのマスク着用を必須とする(所持していないゲストにはホテルが提供)。また、簡易手袋、個人用トングを希望するゲストには対応する。
期間:2020年6月1日(月)から当面の間
対象ホテル一覧:
ホテルヒューイット甲子園、軽井沢倶楽部ホテル軽井沢1130、クインテッサホテル札幌、クインテッサホテル佐世保、ザ エディスターホテル成田、クインテッサホテル伊勢志摩、クインテッサホテル大垣、クインテッサホテル大阪心斎橋、クインテッサホテル大阪ベイ、ザ エディスターホテル京都二条、クインテッサホテル東京銀座、クインテッサホテル福岡天神南(全12ホテル)
リリースは以下より
https://newsrelea.se/w5PPPr?fbclid=IwAR2xN84gTQEbhvxcmRf9H0WT2ngfmAxijXIy4czbiyc9ZmQuWphruobzzNc
コアグローバルマネジメント
http://cgman.jp/