2018年に大阪を訪れた訪日外国人数は、前年比 3%増の 1141万 6000人。20年には訪日外国人 1300万人という目標を掲げ、今後もさらなる増加が予測されるため、大阪市内では受け皿となるホテルの建設が相次いでいる。中でも大阪メトロ御堂筋線、四つ橋線、中央線 3路線が通る本町エリアは、道頓堀、通天閣、USJ、大阪城、海遊館といった観光地へすべて電車 30分以内でアクセスできることもあり、ホテルの開業ラッシュに沸いている。そんな状況の中、19年 11月1日に開業したのが「大阪エクセルホテル東急」。大阪では初となる「エクセルホテル」ブランドで、どのような営業戦略で挑むのか、総支配人の若
林健一氏に聞いた。
Profile
若林 健一
Kenichi Wakabayashi
1969 年生まれ。91 年東海大学法学部法律学科卒業、同年4 月 (株)東急ホテルチェーン入社 赤坂東急ホテル(現 赤坂エクセルホテル東急)へ配属。以後、 ベル、コーヒーハウス、客室予約、フロント、販売促進マネージャーを経て。2008 年6 月 仙台エクセルホテル東急へ異動 客室支配人、10 年12 月 成田エクセルホテル東急へ異動 販売促進支配人、客室支配人を経て、16 年11 月 新橋愛宕山東急REI ホテル 総支配人に着任。19 年1 月 大阪エクセルホテル開業準備室 室長のちに総支配人に就任、現在に至る。