10月24日から27日、インテックス大阪で開催されたツーリズムEXPOジャパン。会場を同じく、メディアの注目を集めたのは「IRゲーミングEXPO2019」と、IRオペレーターの動向である。その中で和歌山IR2.0を掲げ、「エンターテインメント伝統文化の集積地として和歌山県の活性化に貢献する」と語るのは、香港・マカオで急成長を遂げているIR事業者サンシティグループである。アルヴィン・チャウCEO自ら記者会見に応じ、さまざまな質問が飛び交う中、和歌山の未来に対する明確なビジョンと意思が発信される機会となった。

太陽城集団(サンシティ・グループ)
最高経営責任者兼取締役
アルヴィン・チャウ氏
Q.和歌山を候補地として選んだ理由について
和歌山には日本の伝統、文化がある。大阪や横浜に比べ、人口は少ないが海、山と多くの自然が残されており、それらを活かすことで、ほかではできない日本の特色を持ったリゾート型施設の開発が可能であると考えている。そして和歌山の再生と活性は、地方創生を目指す国の考えと一致するはずである。
Q.ほかの候補地について
私たちは「和歌山オンリー」であり、和歌山こそが、日本の特色を生かしたIRを実現するための唯一の舞台であると考えている。ただし3カ所とされる候補地としては、横浜、大阪、和歌山と推測している。
Q.サンシティグループの強みについて
マカオにおいて常にチャレンジングな姿勢で、新しいことに取り組み続けてきた。この姿勢と、成果を示すグループの力が何よりの強み。ほかにエンターテインメントの子会社を有するなど、コンテンツ創造や表現力、発信力においても他社にない強みを持っていると感じている。
Suncity Group Participated in Japan’s IR GAMING EXPO 2019