東京商工リサーチによる2018 年9月の「倒産月報」が10 月9 日に発表。全国の企業倒産件数は621 件、負債総額が1841 億9700 万円となった。
倒産件数は前年同月比8.5%減(58件減)で、2 カ月ぶりに前年同月を下回った。ただし、9 月度の水準としては1989減少が21 道府県、同数が4 府県になるなど、地域別では倒産減少の「底打ち」を窺わせた。
負債総額は前年同月比59.0%増(683億9500 万円増)で3 カ月連続で前年同月を上回った。負債1000 億円以上の大型倒産が発生したが、全体では負債1 億円未満が462 件で(構成比74.3%)で、小規模倒産が大半であることに変わりはない。
形態別では、法的倒産が581 件(前年同月比6.1%減)で構成比が93.5%であった。
人手不足関連倒産は27 件( 前年同月比22件)、6 か月連続で前年同月を上回った。
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