Airbnbなど「民泊」事業者の一つで、高級な物件を中心に取り扱う“onefinestay”は6月29日、ハイアット ホテルズ アンド リゾーツなど複数の企業から4000万ドル(日本円で約50億円弱)の資金を調達したことを公表した。
宿泊事業という点でホテル事業者にとって競合になりうる民泊事業者へのホテル企業の出資はその狙いについてなど大きな話題となっているが、一方で日本での民泊に関しては福岡県においては「旅館業法許可が必要」という見解を示した事例があったり、また、政府が公表している旅館業法適用除外特区制度においても建築基準法や消防法上の問題点を指摘する声があったりするなど、未だ不安要素も少なくない。
国内では「Airbnb」が「グレーゾーン」でマーケットシェアを広げるているが、今後に関しては慎重に注目をすべきと言えるであろう。
公表されたリリース
https://s3-eu-west-1.amazonaws.com/ofs-media/press-releases/onefinestay+celebrates+five+years+of+handmade+hospitality_June+2015.pdf
Onefinestay
http://www.onefinestay.com/