2018年9月における全国のホテルパフォーマンスについて集計がまとまった。
2018 年9月の全国の平均客室稼働率は81.3%で対前年月比2.9 ポイント減となり、定員稼働率は71.4%で対前年月比2.2 ポイント減となった。
なお、同時に行なっている「全国客室平均単価(ADR)エリア分析速報」の集計によると、ADRの全国平均は11,415円で対前年同月比3.0ポイント上昇。結果RevPARは9,269円で対前年同月比0.6ポイント下落となった。
北海道胆振東部地震により、北海道および東北が大きく稼働を落とすこととなった。また、関西圏でも台風によるキャンセル、関空が閉鎖したことが大きく稼働に影響することとなった。
【近畿エリア】81.7%(7.6 ポイント下落)。
京都は「台風21 号により関西空港が閉鎖されたことに伴うキャンセルおよび台風24 号による週末のキャンセルの影響が大きかった」、「国AGT、海FIT の減少、海外団体は増加」。大阪は「台風の影響により海外からのゲストが大幅減」、「自然災害による関空閉鎖」、「度重なる天災のため、海外からの予約が相次いでキャンセル」。姫路は「客室単価の低下」。
「全国稼働率調査」記事詳細は11月2日号にて。本誌では実際の各地域の稼働率、前年同月比、各エリアでの同月の特色などのほか、ADR動向を掲載している。
※本誌「全国客室平均単価(ADR)エリア分析速報」における稼働率は「全国61都市ホテル客室稼働率」と集計ホテル数が異なるため、対前年月比の数値が異なる場合があります。
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