高山グリーンホテル 新館(左)(イメージ)
新館には、洋室を中心とした101室の客室に加え、地域の各種宴会やMICEの受け入れも可能な宴会場、宿泊者だけでなく幅広いゲストが利用可能なレストランを備えている。
同社と高山グリーンホテルは2017年4月に提携基本契約を締結し、これまでに同ホテル内にある「飛騨物産館」を2018年2月に移設・リニューアルしたほか、営業面・運営面での人的な連携もスタートしており、相互の関係を強化している。
岐阜県高山市は、2016年12月に高山祭の屋台行事がユネスコ無形文化遺産に登録されたほか、高山市内への観光客数も2017年には約462万人(岐阜県高山市ホームページより)で過去最高になるなど、国内外から多くの方が訪れているエリアとなっている。
今後も地域のシンボルとなるホテルを目指し、将来的な資本提携を前提にさらに連携を強め、それぞれが持つノウハウやネットワークを活用することで、ハード・ソフト両面において、商品力・競争力の向上に向けた取り組みを進めていくとしている。
1.高山グリーンホテルの新館の概要 ※下記の内容は今後変更となる場合あり
(1)所 在 地:岐阜県高山市西之一色町2丁目180番地
(JR高山駅から徒歩で約6分、送迎バスで約3分)
(高山インターチェンジから車で約7分)
(2)建築面積:3085.39㎡
(3)延床面積:10,132.62㎡
(4)規模・構造:鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造 地上7階建
1階:宴会場、レストラン 3~7階:客室
(5)開 業:2020年春(予定)
(6)施設概要
①客室(101室) ※約30㎡・約40㎡・約60㎡・約70㎡の4種類
・旅行スタイルの個人化に対応した機能的な洋室を中心とし、快適に宿泊できる。
・和洋室には、開放感のある窓際に畳を敷いた小上りスペースを設け、くつろぎの空間を演出している。
洋室(約30㎡)
コーナー和洋室(約70㎡)
②宴会場(約470㎡)
・ホワイエとの一体利用により、大型宴会にも対応できます(合計 約730㎡)。
・会場を2分割して使用することも可能です。
③レストラン
・シェフが面前で調理するライブキッチンを備え、季節感のある和洋ビュッフェを提供する。
・大小の個室も備えており、宿泊者や地域の方の様々な利用シーンに対応する。
2.京王グループにおける岐阜県高山市でのこれまでの取り組み
・同社バスグループでは、1998年から高速バス路線「飛騨高山線」を運行している。
・2016年7月に、京王線新宿駅の京王モール内に訪日外国人をはじめ多くの観光客に中部地方の魅力を伝えるための観光案内所を開業するとともに、新宿から高山などを経由し金沢・富山へ至るルートを三つ星日本アルプスラインと名付け、バス乗車券を販売するなど、中央道を中心としたインバウンド戦略を推進している。
・2017年9月からは、新たな経済交流として、京王電鉄バスと濃飛乗合自動車が共同運行する「飛騨高山線」の高速バスのトランクを活用した「貨客混載」により、飛騨高山の新鮮な野菜や旬な果物を東京へ輸送し、京王ストアが運営する「キッチンコート永福町店」で販売する取り組みを始めている。
3.高山グリーンホテルについて
京王電鉄(株)