一般社団法人日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ、丸山健太郎会長)主催、外務省、東京都、公益財団法人東京観光財団後援によるスペシャルティコーヒーのイベント、「SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス&エキシビション2018」が、9 月26 日から28 日の3 日間、東京ビッグサイトで開催される。同協会は今年で設立15 周年を迎え、会場を拡張して開催。約4 万人がスペシャルティコーヒーの最新トレンドの情報を求め来場する。
SCAJ2018 開催概要
会期= 2018年9月26日㈬~9月28日㈮
10:00~17:00(最終日16:00まで)
会場= 東京ビッグサイト 西3・4ホール
出展者数= 約150社/300ブース
(前回126社/246ブース)
来場予定者数=約4万人見込み
入場料=一般1500円(税込)、事前登録1000円(同)
コーヒー生産国を含む
国内外25 カ国・地域から出展
今年は( 一社) 日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ、丸山健太郎会長)設立15 周年を迎え、展示規模を拡大して開催。生産国を含む日本国内外25カ国・地域からスペシャルティコーヒー関連企業・団体など、合計150 社・300 ブースと昨年より会場を1.6 倍に拡張、来場者数も昨年を上回る4 万人を見込んでいる。
今回のテーマは、「The SustainableFuture of Coffee(コーヒーの持続可能な未来)」とし、地球規模での気候変動の影響を受けている生産国と競争が激化する消費国の双方にとって重要なテーマである“コーヒーの持続可能な未来”について、コーヒー豆、関連機械、器具などの展示、各種情報、品質セミナーなどが行なわれる。さらに、会期中は特設ステージで、スペシャルティコーヒーの各競技会の決勝大会が開催される。
競技会は五つ。毎年恒例となっている「ジャパン バリスタ チャンピオンシップ2018」は26 日に準決勝、27 日に決勝が行なわれる。ここでの優勝者が日本代表として、「ワールド バリスタ チャンピオンシップ」に出場する。日本が発祥の地とされる「ワールド サイフォニスト チャンピオンシップ 2018」は27 日に開催、最終日の28 日には「ジャパン ブリューワーズカップ 2018」、「ジャパン カップテイスターズ チャンピオンシップ 2018」(準決勝・決勝)、「ロースト マスターズ チームチャレンジ 2018」がそれぞれ行なわれる。近年は各競技会で日本チャンピオンが世界チャンピオンになるなど、日本大会のレベルは世界屈指のものとなっている。
新機軸としては、従来の展示会の出展ブースに加え、日本全国から中小のカフェ、自家焙煎者を集めた「CoffeeVillage(コーヒービレッジ)」というエリアを設けた。また、コーヒービレッジの隣には焙煎機を設置し、実演を行なえる「ロースターエリア」を新設。これまで禁止されていた実機の稼働が可能になり、焙煎の実演やコーヒーのカッピング、テイスティング、販売を実施する。
スペシャルティコーヒーの魅力を余すところなく体験できる展示会となる。