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特集Ⅰ 

秘めたポテンシャルを開花させたデスティネーションシティ 金沢

【月刊HOTERES 2015年07月号】
2015年07月09日(木)
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画像は金沢 彩の庭ホテル

北陸新幹線の開業で
その大きなポテンシャルが開花
金沢はもっと、おもしろくなる
 
 
北陸新幹線開業が金沢というデスティネーションに与える影響は大きい。なぜなら、関東圏からの移動時間と利便性が格段に向上するからだ。
 北陸新幹線開業前の東京から金沢への交通手段は、例えば自動車であれば約6時間(高速料金は約1万円)、飛行機であれば約2時間(飛行機約1時間+バス約40分 料金は約1万3千円~約3万円)、高速バスであれば約7時間~(料金は約5000円~約1万円)であった。
 ところが、新幹線の場合は約2時間半、料金も1万5千円未満で行ける上に、飛行機のように手荷物検査や乗り換えも一切ない。料金や時間はもちろん、煩雑な手続きも不要なのだ。東京をはじめとした関東圏からの利便性が圧倒的に向上すること。これは明らかに、デスティネーションとしての金沢にとって、大きなプラスとなる。
 
 ホテル業績においても好影響が出ているようだ。本誌50ページのインタビューでも紹介している金沢東急ホテルでは、稼働率は微増ながらもADRは約7割と大幅に上昇。また、48ページで紹介している金沢白鳥路ホテル山楽では、稼働率が5%伸びた上に1万5000円であったADRが約5000円(約33%)上昇と、大きな変化をもたらしている。
 
 この変化が一過性のもので終わるのか、この新幹線開業が観光市場を一変させ、金沢のポジショニングを向上させるのか。筆者および編集部は後者、金沢はこれからさらに観光都市としてのポジションを向上させていくのではないかと考えている。
 
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