東京商工リサーチによる2018 年6月の「倒産月報」が7 月9 日に発表。全国の企業倒産件数は690 件、負債総額が2195 億2700 万円となった。
倒産件数は前年同月比2.2%減(16件減)。3 カ月連続で前年同月を下回った。依然として低水準な推移が続き、6ビス業他が229 件(前年同月比3.6% 増)で3 カ月ぶりに増加に転じた。主な内訳では、中華・日本料理店や焼き肉店などを含む専門料理店(14 → 21 件)、美容室などの美容業(7 → 11 件)で件数を押し上げた。また、運輸業が21 件(前年同月比16.6%増)で2 か月連続で前年同月を上回った。
負債総額は前年同月比86.1%減(1兆3688 億1200 万円減)で6 カ月連続で前年同月を下回った。この大幅減は、前年同月は製造業では戦後最大のタカタ㈱( 負債1 兆5024 億円・民事再生法)の大型倒産があったため、その反動が大きくなった。
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