日比谷公園に面する広いテラスもドローイングハウスの魅力だ
東京ミッドタウン日比谷6 階、目の前に日比谷公園を、さらに皇居外苑を臨む約1000㎡のパークビューガーデンを囲む形の約150席を有するガーデンレストラン、「DRAWING HOUSE OF HIBIYA」を㈱バルニバービが開店した。
“ バッドロケーション戦略” で定評のある同社が都会中の都会、街の中の街である日比谷にどんな店を作るのか? 注目が集まる中で作ったのは“ 日本のテロワールを体感する” をテーマに憩いの空間と共に作り上げた“ 大人のオアシス” だ。
四季折々の季節感と共に二つの土地の恵みを、そこで採れる新鮮で安全な食材を旬と走りの時期に使うことで堪能してもらえる料理を提供していく。スタートの春に選ばれたテロワールは淡路島と信州。夏は北海度と神奈川。また新たな取り組みとしてユーグレナを飼料に育った比内地鶏“ み鶏” を使用したメニューも登場した。料理は同社が東京本社を構える蔵前MIRROR ビルにあるCielo y Rio で料理長を務めて来た宮本光氏が就任し、全国津々浦々の食材を発掘し、「DRAWING」という店名にもちなんだメニュー開発に力を入れている。今後同店がどのようなテロワールを選び、そして共演していくのか非常に興味深い。日比谷に生まれた“ 大人のオアシス” に注目だ。
「“米艶”卵とカリフォルニア産ブラータチーズのホワイトオムレツ 透明なトマトのソース」。素材に力があるからこそ出せるシンプルな一品だ
ユーグレナを飼料に育った比内地鶏である今注目の「み鶏」を使った一品。ユーグレナとわさびのクレマも添えられている
クラブハウスサンドイッチ。パンはこのサンドイッチに合わせてフランスパンの生地で焼かれた食パンを使っている
日比谷公園に面する広いテラスもドローイングハウスの魅力だ
料理長の㈱バルニバービウィルワークス取締役宮本光氏。“ホテル西洋”、“ラロシェル南青山”を経て、バルビバービのおいしさを作り出している
DATA
所在地=東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷 6F/☎03・3519・3700/営業時間=ランチ11:00~14:30(L.O.):ティータイム14:30~17:30:ディナー17:30~22:00(L.O.)/定休日=施設に準ずる/URL=http://drawing.restaurant//経営=㈱バルニバービ/店舗面積=301.72㎡(厨房84.62㎡)/席数=149席(店内113席、テラス36席)/客単価=ランチ2200円:ディナー7000~8000円