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座談会 

京都大学-コーネル大学 産業横断的なホスピタリティ経営人材の育成を目指す

【月刊HOTERES 2018年07月号】
2018年07月13日(金)
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サービス産業は今や日本のGDP の3/4 を占める。だが、その一方では依然として生産性の低さが指摘されている。そうした状況を踏まえ、京都大学経営管理大学院(ビジネススクール)では、2019 年4 月「インテグレイティド・ホスピタリティ」(IH) をコンセプトに、ホスピタリティ経営人材の育成、サービス生産性向上、さらには、地方創生と国際競争力強化に貢献することを目指すMBAプログラムを産学連携および海外のビジネススクールとの連携のもとに立ち上げる。パートナーとして選ばれたのは、世界的にも名高い米国コーネル大学SC JohnsonCollege of Business。新たなMBA コースの特徴、従来との違い、学ぶ意義・メリット、育成したい人材像などを、京都大学 経営管理大学院 院長 原 良憲氏、株式会社グリーンハウス 代表取締役社長 田沼 千秋氏、弊社 代表取締役社長 太田 進の三氏に座談会形式で語ってもらった。

〈座談会メンバー〉

❖ 京都大学 経営管理大学院 院長 「IH 教育プログラム」〈リーダー〉原 良憲氏
❖ ㈱グリーンハウス 代表取締役社長、米国コーネル大学理事、京 都大学 経営管理大学院「IH 教育プログラム」〈コンソーシアム企業〉コーディネーター 田沼 千秋氏
❖ 弊社 代表取締役社長 太田 進

「ホスピタリティ・マネジメント」を
学ぶ新たなMBA プログラム
 
太田 2019 年4 月から開講予定の京都大学経営管理大学院とコーネル大学College of Businessとの「国際連携コース」の概要をご説明ください。
 
原 これまでのMBA は、かなり短期的収益とか経済的利益を主目的としたリーダーシップに重きをおいていました。その反動として倫理・哲学・社会的価値が重要視されています。特に最近では、SDGs(Sustainable Development Goals)といって社会全体を持続させる取り組みが投資にも大きなインパクトを与えています。その意味では、全体のバランスを取れるホスピタリティマインドを持ったリーダーシップが、21 世紀の経営者やイノベーションの創造者に必要なのではないかと考え、「ホスピタリティ・マネジメント」を学ぶ新たなMBA プログラムをホテル経営や応用経済学で世界最高峰にある、コーネル大学SC Johnson College of Business ホテルスクールとの連携のもとで立ち上げることにしました。米国のトップスクールとこうした形で提携するのは、日本で初めてのケースといえます。

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