昨年7月に日本市場に参入し、わずか半年で契約室数23万室突破など、まさに業界の台風の目となっているhandy。全国でそのhandy導入の大きな効果が報告されている。
今回はJR四国 香川県高松市のJRホテルクレメント高松の事例を紹介する。
長年のホテルの課題を解決するツールとしての期待値
JRホテルクレメント高松は、香川県高松市のJR高松駅前にそびえる20階建てのホテル。便利なロケーションと瀬戸内海と高松市内を一望する美しいパノラマビューを備え、大手口コミサイトでのランキングも常に一位と観光のゲストはもちろんビジネス利用のゲストからも高い評判を得ている。
handyの導入は㈱JR四国ホテルズ全体でのものであったが、同ホテルの宿泊部 統括マネージャーの山田 耕三氏はhandyの話を聞いて色めき立ったという。
「handyの導入自体が大きなPRになるという期待値もありましたが、それ以前より当ホテルではペーパーレス化をいかに実現するかというのが大きな課題でした。そのためにさまざまなパートナー企業様の話を聞くなど模索していたのですが、結局これという企業様に出会えず、実現していなかったのです。handyを使うことで、まさに私たちがやりたかったペーパーレス化が実現できると感じました。
現時点で完全なペーパーレス化は実現できておりませんが、徐々にそれが形になっています」
handy導入によって口コミが約7倍に
handyを導入して驚いたのは、口コミの数が急増したことだという。handyを利用した外国人の口コミを中心に、導入前と比較して月間の口コミ数が約7倍となった。
「handyにはトリップアドバイザーの口コミを促すような機能がありまして、その効果が大きかったのだと思います。外国人のお客さまの口コミの中には、handyさんのことについて触れている方もいらっしゃいました」
口コミの数はレピュテーションマネジメントにおいて最も重要な要素の一つ。handy導入によってすでに高かった同社の評判がさらにゆるぎないものとなったに違いない。さらに、handy導入によって想定の効果もあったのだという。
「想定していなかったのは、handyを通じた自社HPへのアクセス数が大きく伸びたことです。handy内に設定をしているバナーからのアクセスがその理由だったようです。これを受け、ホテルのHPの内容も充実しなくてはという話も出ています」
利用率の向上が、ゲスト・ホテル双方により大きなメリットを生み出す
今後の課題は? という問いに山田氏は未来を見据え語る。
「今後はより多くのお客さまにhandyをお使いいただけるよう、ご案内などをより強化していくことですね。ご案内はさせていただいているのですが、チェックアウト時にお客さまから『使ったのだけど、利用料はいくら?』といったご質問をいただいて『無料ですよ』とお答えして驚かれたこともあるなど、まだまだ周知が十分でないと感じています。
handyを多くの方にお使いいただくほど、お客さまはもちろん便利でしょうし、私たちも館内のご案内などをさせていただくことで、付帯収入の向上や、現在は部分的になっているペーパーレス化も実現できます。
これからもhandyさんを活用させていただきながら、『地域NO1』として地元に根差した地元の皆様に信頼され愛されるホテルを目指していきたいと考えています。」
テクノロジーが進化しながらも最終的にはヒューマンの要素は欠かせないのがホテルビジネス。
handyという強力なパートナーとともに、JRホテルクレメント高松はさらなる高みを見据える。
■JRホテルクレメント高松
https://www.jrclement.co.jp/takamatsu/
■handy Japan株式会社
https://www.handy.travel/ja
■handyの新サービス「handy suite」
http://www.hoteresonline.com/articles/5266