世界最大の旅行口コミサイト「TripAdvisor®」の日本法人であるトリップアドバイザー株式会社は、トリップアドバイザー上に 2014 年 4 月から 2015 年 3月の1年間に投稿された外国語の口コミ評価をもとに、「外国人に人気の日本のレストラン 2015」を発表した。
30 位までのこのランキングの一番人気は和牛とお寿司、それに次ぐのがラーメン、お好み焼き、という結果になった。和牛は「口の中でとろける」、「高くても食べる価値あり」と多くの人たちが絶賛。職人が握る寿司については「これは文化的な経験だ」という声も。
訪日外国人観光客は、円安傾向や LCC の乗り入れ増加などを背景に増加の一途を辿っており、5 月は前年同月比 49.6%増の 164 万 1,800 人が訪れている。今後も外国人観光客の増加が見込まれる中、日本の食は魅力的な観光資源の一つと言えるだろう。現状では美味しくてサービスの良いお店は勿論、やはり英語を話せるスタッフがいる、英語のメニューがあるなど入店するのにハードルが高くない場所がランクインする傾向が高いようだ。まだ外国人に知られざる日本の魅力的な食も多い中、各レストランにおいて今後より外国人観光客が訪れやすい環境の整備が進めば、外国人が訪れるお店も、外国人が好きな日本食のランナップもより一層増えていくと思われる。