2015 年前後の異常なホテル市場高騰は、ホテル関係者だけでなく異業種の事業者へのホテル意欲も刺激し、さまざまなプレイヤーがホテル開発に殺到した。それらホテルの開業が続く一方で、明らかに手応えを弱めはじめているホテル市場。Airbnb などを中心とした民泊もシェアを拡大する中で、先行きを不安視するホテル事業者たちも出はじめている。今後のホテル市場はどのようになっていくのか。近年開業したホテルの内容を分析していく中で、今後のリスクとチャンスが見えてきた。
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総論
新規供給および民泊の影響は、
観光客増加で追い風が吹く沖縄にも明白に
“選ばれるホテル”となる要素を持つ
重要性はますます増している
アジアにおけるリゾートデスティネーションとしての地位を確実に構築し、最新の公表データによると観光客数は2017 年11 月まで49 カ月連続で各月の過去最高を記録している沖縄。マクロで見れば強力な追い風が吹いているように見えるが、細かに見ていくと、すでに新規供給や民泊の影響が明らかに見えてきている。今後大規模リゾートの開発が次々と計画される沖縄において、“ 勝てるホテル”となるためには何が重要であるのか。
contents
■ 総論
■ 沖縄の新規開業ホテル動向分析 〜マクロ編
■ コラム 今後の客室数推移
■ 沖縄の新規開業ホテル動向分析 〜ミクロ編
■ 開業ホテルの朝食傾向分析
■ 沖縄県の観光産業における成長要因と注目すべき取り組み