㈱フリープラスは、2019年初春に、福岡市博多区に訪日外国人旅行者を対象とした訪日客特化型ホテル「 FP HOTELS 福岡博多キャナルシティ前（仮称）」を開業する予定を発表した。
 

　同ホテルは、2017年4月に大阪西成区にオープンした 「FP HOTELS 難波南」、2018年秋に同エリアにオープンを予定している 「FP HOTELS Grand 難波南」に続き、同社が運営する3棟目のホテルとなる。大阪のみならず、福岡にも「FP HOTELS」ブランドの展開を図り、日本をインバウンドで盛り上げていくとしている。
 
　2010年10月より訪日旅行事業に参入した同社は、約7年の間で訪日外国人旅行者に対して約50万泊以上の宿泊施設を提供してきた。日本を訪れるすべての外国人旅行者にとって日本旅行が人生に残る思い出となるよう、同社が、実績と経験から得たノウハウを余すところなく活かし、ゼロから新築のホテルの仕様を設計した上で運営まで携わることによって、ハードおよびソフト面において訪日外国人旅行者のニーズを満たすホテルを提供している。2017年4月にオープンした1棟目となる 「FP HOTELS 難波南」は、オープン以来、多くのゲストが宿泊し、高い評価を得ている。
 
　九州においても、韓国を筆頭としたアジア諸国から訪れる外国人旅行者は増加している。福岡は空路のみならず水路の重要な玄関口として位置付けられており、2016年に九州・沖縄を訪れた訪日外国人旅行者人数は、熊本地震があったにも関わらず535万人（前年比34%増加）と、日本全国の伸び（前年比22%増加）を大きく上回った（※1）。それに伴い、福岡空港や博多港などの玄関口から繁華街などへのアクセスが良い街の中心地への宿泊ニーズも高まっております。
 
「FP HOTELS 福岡博多キャナルシティ前（仮称）」は、現在延伸工事が進んでいる地下鉄七隈線の新駅（天神南-博多間の中間駅）の出入口に隣接しており、出入口からは商業施設の「キャナルシティ博多」に直接接続する通路が設置される予定です。博多駅や天神、中洲にも徒歩圏内ではありますが新駅の建設によりさらに交通アクセスが向上します。宿泊施設の需要が高まる当該エリアで同ホテルを運営することで、今後さらなる拡大が見込まれる訪日外国人旅行者に宿泊施設を提供するとともに、快適な滞在時間を提供することを通じて観光立国の推進に寄与していくとしている。
※1：日本銀行福岡支店「2016~2017年版：九州・沖縄におけるインバウンドの動向と消費額推計」

 
㈱フリープラス（英語表記：FREEPLUS Inc.）
https://www.freeplus.co.jp/