酌み交わすというのも洋酒とは異なる日本酒らしさであり文化だ
「日本酒がブームだ」と言われて、実感があるだろうか。
輸出量は倍増、吟醸酒、純米酒の生産量も上昇カーブを描いている。
日本酒で乾杯、オリジナルの日本酒、スパークリング清酒の台頭など、注目に値するコンテンツは確かに増えている。
日本料理業態であるかによらず、日本酒の品揃えとサービスは待ったなしの課題だと言われたのがこの数年。
近年では、売り方そのもののオリジナリティが問われ始めている。
自社や店舗のブランディングにまで活用の幅が広がった日本酒でのもてなしの最前線を探る。
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10月1日には各地で日本酒イベントが開催された。写真は昨年10月1日に行われた「Future of SAKE WEEK 2016 STYLE J. SAKE」のオープニング試飲会
日本酒人気の高まりとともに、酒器をはじめとした伝統産業への関心も高まっている
CONTENTS
■ 総論 「並べる時代から駆使する時代へ、売り方の注力を」
■ ㈱南部美人 五代目蔵元 久慈浩介氏
「鏡開きは世界が認めるエンターテインメント」
■ ㈱うかい×秋田清酒㈱ 「強いオリジナル商品のつくり方」
■ awa 酒協会「シャンパーニュに並ぶ世界の乾杯酒に」
■ Nairai Inc. 代表取締役 三宅紘一郎氏
地域の資源を生かした酒造りで日本酒の新たな魅力を世界へ発信
オリジナルスパークリング酒「MIKADO LEMON」
■ 小澤酒造㈱ 取締役 小澤幹夫氏
「『東京の地酒』の魅力を世界に伝える」
■ RSN Japan ㈱(リーデル・ジャパン)
代表取締役社長 ウォルフガング・アンギャル氏
「料理と日本酒のマリアージュにグラスは大きな価値を持つ」
■ 【新連載】伝統は“ 守る” のではなく“ 創る” もの
日本酒スタイリスト 島田律子氏
㈱玉川堂 代表取締役 玉川基行氏
小誌代表取締役 太田 進
■ 酒類と日本酒に関するデータ集