㈱近鉄・都ホテルズはこのほど、東京都港区および大阪市中央区への宿泊主体型ホテル新規出店を発表した。今回の出店により、都ホテルズ&リゾーツが運営するホテル・旅館は、建替え中のものも含めて26施設、約7000室の規模となる。
今回出店予定の両ホテルは、ツインルームまたはダブルルーム主体の客室構成とし、客室に洗い場付浴室を設けるなど、快適性を追求したアッパーグレードの宿泊主体型ホテルとなる。
同社では、「近鉄グループ経営計画」に基づき、収益力強化策の一環として新規ホテルの開発に取り組んでおります。ホテル事業はインバウンド観光客の増加などを背景に、今後も需要の拡大が期待できる成長分野であると位置づけており、既存ホテルの客室改装や、都市部への宿泊主体型ホテルの新規出店検討を進めてきている。
東京(港区高輪)は、JR山手線品川新駅(仮称)の開業、リニア新幹線の開通など更なる活性化が期待されるエリアであり、また、大阪(堺筋本町)は、観光客の増加が著しい難波・心斎橋エリアに近く、京都、奈良、神戸などへの交通の便が良く、両地区ともに、今後も宿泊需要の増加が期待できる立地です。加えて、近隣にシェラトン都ホテル東京、シェラトン都ホテル大阪、大阪マリオット都ホテルなどのホテルを運営しており、幅広いゲストのニーズに対応できるようになる。
なお、両ホテルは、近鉄グループ外の企業が当社仕様で新たに建設・所有する建物を賃借して新規出店するスキームを採用する。同社は今後、新規プロジェクトの迅速な事業化に向けて、同様のスキームによる出店計画も進めていくとしている。
都ホテルズ & リゾーツ
https://www.miyakohotels.ne.jp/j/index.html/
都ホテルズ&リゾーツ
東京・大阪で新たな宿泊主体型ホテルを出店 2018年(東京)、2020年(大阪)開業予定
2017年07月06日(木)
(仮称)港区高輪三丁目ホテル外観イメージ
(仮称)堺筋本町ホテル外観イメージ