東北を代表するホテルの一つであるホテルメトロポリタン仙台。来年で30 年の節目を控える中、6 月1 日にはS-PAL 仙台 東館を増床し、6 月19 日には「メトロポリタン仙台イースト」の開業を迎えた。現在発展を続ける仙台駅周辺で、長年リーディングホテルとして地域経済を牽引する仙台ターミナルビル㈱代表取締役社長の新妻博敏氏に、今後の戦略と展望について話を伺った。
ホテルメトロポリタン仙台イースト 〒980-8487 宮城県仙台市青葉区中央1-1-1 ☎022-268-2525 http://east.sendai.metropolitan.jp/
仙台ターミナルビル㈱ 代表取締役社長 新妻 博敏 氏
❒ 「ホテルメトロポリタン仙台イースト」ご開業おめでとうございます。まず、このホテルの特徴について教えてください。
仙台駅西口のホテルメトロポリタン仙台の別館という位置付けで仙台駅東口開発のシンボリックなホテルとして開業しました。
ホテルメトロポリタン仙台イーストは、仙台駅に直結しているということもあり、「東北六感 SENSE OF TOHOKU(センス・オブ・東北)」というコンセプトのもと、全体的に東北を感じられる作りになっております。
4 階には宿泊者専用のラウンジを備え、東北の観光情報や各地域の伝統工芸品の展示もご覧いただけます。部屋は、バス・トイレ別、全室禁煙のホテルで広さもシングルルームで最低21㎡という広い客室を設けることにより、インバウンドのお客さまのご利用はもちろんのこと、シングルルーム数を約2 割増やすことにより、ビジネス利用の需要にも対応いたします。そのほか、昨今増加傾向にあるインバウンドのお客さまからの要望が多いフィットネスルームも設け、幅広いニーズにお応えしております。