世界の名だたるプレミアムワイナリーを所有するワイン会社、トレジャリー・ワイン・エステーツ(日本支社所在地:東京都港区、以下TWE)では、新たなマーケット戦略として、2017 年1 月よりオーストラリア、ニュージーランド、カリフォルニアワインの自社輸入を日本市場で順次開始した。
世界最大級のワイン会社であるTWE は、ペンフォールズ、ウルフ・ブラスをはじめ、世界中で多くの賞を受賞しているワインブランドを多数所有し、ブランドのプレミアム化、およびブランド主導のマーケティングにフォーカスしながら、世界100 カ国以上で販売を行なっている。TWE では、中国圏、韓国、シンガポール、台湾などのアジア市場での大きな成功を受け、プレミアムワインへの関心が高い傾向にある日本市場での自社輸入を開始した。2017 年1 月10 日からオーストラリアとニュージーランドのワインブランドを、2 月20 日からはナパ・ヴァレーおよびカリフォルニアのプレミアムワイン、4月1日からはウルフ・ブラスの直輸入、販売を予定している。特に注目したいのは、関税の優遇措置が段階的に進められているオーストラリアワインである。日本市場でさらに魅力的かつ重要な存在となってくるオーストラリアワインをはじめ、プレミアム価値の高いニュージーランドやカリフォルニアのワインブランドを投入することで、品質の高いワインを求める日本の消費者のニーズに対応する。販売チャネルは、ホテル、レストラン、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、酒販売店、e コマースなどである。
これらの新たな自社輸入販売は、日本におけるTWE と既存の販売代理店とのパートナーシップの上に構築され、ブランドのいくつかは、引き続き代理店のパートナーシップを通じて販売される。