日本は大きな産業構造の転換期を迎えている。その状況の中で、日本が得意とするモノづくり産業から、付加価値の高いサービス産業への期待値がますます高まっていく。その理由の一つが、訪日観光客の存在。急増する訪日観光客が、これからの日本経済をけん引していく可能性があるからだ。だが、現在の日本の観光コンテンツだけでは物足りないのも事実。夜間からの観光収入が得られるものがないため。その課題を解決する一つとなるのがカジノを含む統合型リゾート(Integrated Resort =以下、IR)である。IR はホテル、レストラン、会議場、展示会場、ショッピング施設などを束ねた施設であり、シンガポールやマカオの観光を劇的に変化させた背景がある。また、観光収入の増加とともに、国際会議数も増加。大きな経済効果を与えた。期待と課題が交じり合うIR の現状をまとめた。
----
HOTERES 2月24日号はこちらでお買い求めいただけます。
https://www.hoteresonline.com/hoteres/application/input/78
電子版購入はこちら
https://sci.hitsdb.net/hb/user
----
カラー
- IRはカジノだけではない! ナイトアクティブの強化が大きなポイント
- 選ばれるレストランは“メニュー”+“インパクト”そして期待値!
モノクロ
■総論 IR開業は2020年東京五輪後が目安となる
■ 特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律
■ インタビュー 民営カジノと公営競技の違いは、八つの項目で総合的に判断できる
弁護士法人三宅法律事務所 弁護士 渡邉 雅之 氏
■ 寄稿 世界最大のカジノ都市マカオのホテル事情
大航海時代新聞出版社有限公司(マカオ新聞)社長 兼 編集長 勝部 悠人
■ 特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案に対する附帯決議