JR 博多シティ
福岡県の観光入込客数は、平成26 年の調査では、1 億982万人と推計されているが、その中で利用者の多い観光関連施設としては、第1 位がJR 博多シティで年間4843 万人が利用している。2 番目がキャナルシティ博多の1500 万人でダントツの集客を誇っている。福岡県での観光消費額は、5431 億円と推計されているが、そのうちの半分近くがJR 博多シティが占める計算になる。JR 博多シティは2011 年に九州新幹線鹿児島ルート開通に合わせて建設された施設で、九州一円から客を集めている。商業スペースは18万㎡で、大阪ステーションシティと並んで国内最大級のスケールで、博多阪急、東急ハンズが大きく面積を占め、多目的ホールや飲食店を収容する「シティダイニング空間」などが客を吸収している。