宿泊特化型ホテルやシティホテル、ラグジュアリーホテルなど多用なホテルの顔が立ち並ぶ大阪・梅田エリア。中国人を中心とした爆買いがひと息つく中、宿泊ビジネスの真の在り方が問われるときがきた。そんな中、梅田エリアに隣接する兵庫県尼崎市で着実に宿泊客をとらえたホテル運営をしている企業がある。それが尼崎と北九州でビジネスホテルを展開しているR ホテルズ インターナショナル㈱だ。運営から人材育成まで精力的に取り組んでいる片野真治取締役に新人を巻き込んだ人材育成などをお聞きした。
福永 宿泊特化型のホテルオープンが相次ぎ、特に関西、九州のホテル間の競争の厳しさが増す中、ビジネス客を中心とした安定的な運営を行なわれています。「尼崎セントラルホテル」では今秋10 月3 日、54 室の新館を隣接するなど、積極的な展開をされています。はじめに貴社の事業内容を教えてください。
片野 ホテルに限らず旅館や飲食店、スポーツ施設、スパ施設の経営・運営・管理およびコンサルタント業務を行なっています。専門チームを結成し、ホスピタリティ・ツーリズム事業全般に対しオペレーションを構築し、事業実現を目指しています。尼崎営業所として「尼崎セントラルホテル」、北九州営業所として「R ホテルイン北九州エアポート」の運営を行なっています。まずは「尼崎セントラルホテル」にてホテル運営のノウハウを蓄積し、そのノウハウや人材力を生かして「R ホテルイン北九州エアポート」をオープンしました。現在、4 ホテルの案件があり2 案件は決定しました。大阪市内で予定しているホテルは先々のインフラ整備計画も含め、利用者にとって交通至便なホテルに10 階立てのオフィスビルから生まれ変わります。オープンは来年6 月、121 室規模を予定しています。