エクシブ鳥羽別邸
「エクシブ」などを全国展開するリゾート会員権のシェア トップであるリゾートトラスト㈱は、エクシブシリーズで初となる和のデザインを前面に打ち出した「エクシブ鳥羽別邸」を2016 年3月27 日にオープンした。コンセプトは「ジャパニーズ トラディショナル」。日本庭園に瓦ぶき屋根と、これまでとはかなり異なる雰囲気の施設だ。
思えば約30 年前。同社が「エクシブ」シリーズを初めて開業した地が、伊勢志摩国立公園内(三重県・鳥羽)で、同別邸は既存の「エクシブ鳥羽」「エクシブ鳥羽アネックス」に次ぐ、この地における複合型滞在リゾートの集大成として誕生した。設計当初から温泉を重要な要素として建築に盛り込んでいるのも特徴の一つで、美しい海を眺めながらの温泉は「エクシブ鳥羽別邸」宿泊者のみのぜいたくとも言える。
全客室棟から見渡せる日本庭園の設計・監修は、京都造形芸術大学教授・農学博士の尼崎博正氏が行なった。館内の空間に趣を添えるアート作品は、日本画家・木村光宏氏の作品を採用。また、建築空間における和紙造形の創造をテーマとしている、和紙作家・堀木エリ子氏の和紙インテリアアートも用いられた。
【施設概要】
エクシブ鳥羽別邸
http://reserve.resort.co.jp/hotels/xiv/toba_battei/
所在地=三重県鳥羽市安楽島町字ニエ212-8、他35筆
客室=121 室
付帯施設=日本料理「 鳥羽別邸 華暦」、スパ「天海の湯」、ショップ「adesso」など