2011 年3 月に閉館した「旧・グランドプリンスホテル赤坂」の跡地に建つ複合施設「東京ガーデンテラス紀尾井町」内に、プリンスホテルの最上級ホテルと位置づける「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」が7 月27 日に開業した。西武ホールディングスが設立してから10 年目となる節目の年にさらなる飛躍をめざす、プリンスホテル代表取締役社長 赤坂茂好氏にその抱負を聞いた。
㈱プリンスホテル 代表取締役社長 赤坂 茂好 氏
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8月19日号は特別企画「『ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町』
プリンスホテルの飛躍を映す、最上級ホテルの誕生」 にて、下記コンテンツを掲載しています。
トップインタビュー ㈱プリンスホテル 代表取締役社長 赤坂 茂好 氏
・ インタビュー 専務執行役員 東京シティエリア 統括総支配人 武井久昌 氏/総支配人 大森 伸翁 氏
・プリンスホテル史上最上級ホテルで指揮を執る部門長たち
・ 日本初・ロックウェルグループヨーロッパがデザイン「 ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」美術館( ギャラリー)のような高揚感と眺望との一体感がもたらす浮揚感 最上級のデザイン性と和のおもてなしでお迎えする
・ 寄稿 富田 昭次/㈱オータパブリケイションズ 専務取締役経営調査室長 村上 実
ニチベイ 大きな窓枠を額縁に見立てた「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」の眺望
その演出を支える、「ファスナー式電動ロールスクリーン」
詳細は8月19日号をお買い上げいただくか、電子版にご登録いただければ幸いです。
https://www.hoteresonline.com/hoteres/application/input/78
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日本文化が体感できる
最上級ラグジュアリーホテル
■かつて、プリンスホテルの象徴的な存在だった“ 赤プリ” の跡地に開業した「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」は、最上級ホテルとして展開されると聞きました。
新たに誕生したホテル「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」は、複合施設「東京ガーデンテラス紀尾井町」の紀尾井タワー30 ~ 36 階と、1955年に赤坂プリンスホテルとして最初にオープンし、東京都の指定有形文化財になっている洋館の別棟「赤坂プリンス クラシックハウス」で構成されております。都内のプリンスホテルでは最少となる250 室の客室規模で、42㎡のデラックスタイプがスタンダードの客室となっております。これまでの和食スタイルにとらわれない新感覚の「WASHOKU」をご提案するレストランを置いたこと、2種のバー&ラウンジを構えたことが新たなターゲット層を意識したゾーニングと言えます。当社としては、グランドプリンスホテル赤坂をご愛顧いただいたこれまでのお客さまに加え、30 ~ 40 代に多いHigh Value と高感度を併せ持つ層の開拓を図る必要があります。また、スターウッドホテル&リゾート ワールドワイドのラグジュアリーコレクションに加盟したことで、外国人のお客さまのご利用もこれまで以上に増えるとみていますので、確かな英語力と最高のおもてなしでお迎えしてまいります。
■ホテルデザインはロックウェルグループヨーロッパが手掛ける日本初のホテルとなりました。
革新的で斬新な空間デザインを施すことを得意とするデザイン会社、ロックウェルグループヨーロッパが、インテリアデザインを手掛けた「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」は、高層階から広がる圧倒的なまでの眺望とデザインとの一体感を図った空間を有するホテルです。客室の窓枠もそうですが、空間と空間をつなぐ間合いに設けた額縁が、まるで美術館にいるような雰囲気を醸かもし出しています。
今回世界規模で有名なデザイン会社の中から、紀尾井町の魅力、新ホテルのお客さま像などのホテルポリシーを反映したデザインの提案があったロックウェルグループヨーロッパを採用いたしました。これまでにはなかった、驚きと発見を導くスタイリッシュなデザインに加え、日本文化にのっとった接客を果たしていきたいと思います。