好調な業績の上にグローバルではホテル運営軒数5000 軒超えを達成し、また国内では4 月にANA ホールディングスと戦略的提携の強化を公表するなど追い風が吹くIHG・ANA・ホテルズグループジャパン。今年1 月にCEO として着任したハンス・ハイリガーズ氏に同社の現状と展望を聞いた。
IHG・ANA・ホテルズグループ ジャパン合同会社 CEO(最高経営責任者) ハンス・ハイリガーズ 氏
IHG のグループが5000 軒を達成
❒ まずはグループとして今年大きなニュースがありましたね。世界で展開するグルーポホテルが今年5000 軒を超えたとお聞きしました。
ありがとうございます。今年1 月12日にニューヨーク市内に「ホテル インディゴ ロウアー・イーストサイド ニューヨーク」を開業し、これが記念すべき5000 軒目のホテルとなりました。
2003 年12 月の時点では3500 ホテルでしたから、この13 年弱で1500 軒ものホテルが増加したことになります。
私たちIHG は長期戦略の中で、幅広いブランドのラインナップによって多様なニーズに応え、質の高い成長を一つの目標に掲げてきましたが、この5000 ホテル達成はまさにその長期戦略の有効性が証明された結果であると考えています。
ちなみにこの「インディゴ」ブランドは近年成長著しいブティックホテルブランドなのですが、私たちIHG は昨年「キンプトン ホテルズ&レストランツ」を買収し、ブティックホテル市場において市場最大手となっています。