オークラ プレステージプノンペン(左側の施設)
今回、運営受託契約を締結した「TEHO DEVELOPMENT CAMBODIA PTE LTD」は、海運業や海洋石油・ガスの開発、不動産、建設業などの企業を傘下に持つシンガポールの上場企業「TEHO INTERNATIONAL INC LTD」の子会社で、カンボジア王国において不動産投資・開発事業を行なっている。
(左)TEHO INTERNATIONAL PTE LTD CEO Mr. Lim See Hoe (右)株式会社ホテルオークラ 代表取締役社長 荻田敏宏 氏
「オークラ プレステージプノンペン」は、東西にメコン川とトンレサップ川を臨むChroy Changvar半島の新興開発エリア「The Bay」に位置し、住宅、サービスアパートメント、商業施設等の建設が予定されている複合開発地域の一角を成します。同ホテルは、王宮やプノンペン市街の街並みを一望出来る絶好のロケーションとなる。
ホテルは、地上45階建の住宅やサービスアパートメントとの複合ビルの左側に位置し、総客室数250室規模となる。市内随一の広さを誇る客室に加えて、和食レストラン、オールデイダイニングなどの飲食施設、様々な用途にご利用頂ける宴会場と会議室を備える。ホテルオークラならではの「和のおもてなし」と最先端の設備により、訪れるすべてのゲストに上質な空間を提供するとしている。
<今後の海外の事業展開について>
㈱ホテルオークラは、海外事業戦略として、アジアマーケットの開拓に注力しており、オークラ ホテルズ & リゾーツでは、2017年にはオークラ スパ&リゾート カッパドキア、2018年にはホテルオークラマニラを開業する予定。また、ニッコー・ホテルズ・インターナショナルは、2016年にはホテル・ニッコー泰州、2018年にはホテル・ニッコー・バンコクを開業する予定だとしている。
㈱ホテルオークラでは、100ホテルの運営を目指している。今後、中国およびタイ、ベトナムをはじめとする東南アジア、トルコを中心に、オークラブランド、ホテルニッコーブランドを集中的に出店し、海外において日本発の優良国際オペレーターとしての知名度をさらに向上させる計画だとしている。
<オークラ プレステージプノンペン 施設概要>
建設予定地: Street Kulalom, Village 2, Sangkat Chroy Changvar, Khan Chroy Changvar, Phnom Penh, Kingdom of Cambodia
延床面積: 約3万4000㎡
階数 : 地上40階
客室数: 約250室
レストラン・バー: オールデイダイニング、日本料理、ルーフトップバー
その他の施設 : 宴会場、スパ、フィットネス、屋外プール
アクセス : 空港から約17km
㈱ホテルオークラ
http://www.okura.com/jp/