2011 年10月ホテル ボストンプラザ草津サウスウィング開業時に、運営する南興業㈱代表取締役社長に就任された、南英三氏。小誌では12 年に抱負などを伺っている。過去最高人数となった15 年のインバウンド数が示すように、関西圏での高稼働は滋賀県にも及んでいることから、昨今の業績および本年以降の施策などを聞いた。
南興業㈱ ホテル ボストンプラザ草津 代表取締役 南 英三 氏
❒2015 年のインバウンド数は約1974万人に達し、特に東京や関西(大阪・京都)はこれまでにない高稼働でした。京都に隣接する滋賀でのマーケットを含め、業績はいかがでしたでしょうか。
京都がアメリカの旅行雑誌『TRAVEL+ LEISURE』で、世界で最も訪れたい土地に選ばれて以来、伏見や清水寺周辺が特に外国人に注目されていると聞きます。そうした中、ここ滋賀にもインバウンドを獲得したいという意識が強まり、徐々にFIT を増やしていこうとしているところです。
近年は宿泊予約の半数がインターネットによるもので、海外予約サイト(Expedia、booking.com、Hotels.comなど)経由でインバウンドもだいぶ増えております。おかげさまでインバウンドは、宿泊予約全体の約20%を占めるまでになりました。国籍別では、主に東南アジアのFIT が多いですね。とはいえカントリーリスクを考えながらマーケティングをしていかねばなりません。口コミでの評価も上々で、投稿されたご意見を大切にマーケティングに生かしていきたいと思います。インバウンド効果もあり、ADR は前年(2014 年)比で約1000 円上昇しています。稼働率は京都での高稼働のあおりもあって、今秋は特に前年対比6%増で季節平均87%でした。業績(ホテルのみ)は年商で約13 億円でした。
12 月は台湾からの予約が多かったのですが、1 月は総統選の期間はぐっと減りましたが、その後はまた盛り返している状況です。