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第27回 「日本型IR&カジノ」の実現へ

第16回 「娯楽・サービス費」の消費を如何に確保していくか

【月刊HOTERES 2016年02月号】
2016年02月05日(金)
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 日本政府観光局(JNTO)は、2015 年の訪日外国人数(訪日外客数推計値)を1,974 万人と発表、訪日外客数は過去最高を記録した。伸び率も前年比47.1%と統計開始以来最大の伸び率なった。訪日外客数を国地域別でみると首位は、中国で499 万人、続いて韓国が400 万人、3 位は台湾で368 万人、以下香港の152 万人、と上位4 ヵ国は東アジアで全体の7 割を占めた。
 
 また、観光庁発表の訪日外国人消費動向調査では2015 年1年間での訪日外国人の消費総額の推計は3 兆4,800 億円、前年比71.5%増、一人当たりの旅行消費額は、17 万7 千円、前年比16.5% 増と、いずれも前年比を大幅に増加し過去最高額となった。訪日客数の旅行消費額を費目別でみると、「買物代」が1 兆4,539 億円(構成比41.8%・前年比35.2%)で首位。続いて、「宿泊費」が8,974 億円(構成比25.8%)、「飲食代」が6,420億円(構成比18.5%)となっている。一方「娯楽・サービス費」は1,058 億円(構成比3.0%)と低い比率で推移している。

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