「ハイアット セントリック」ハイアットの2015年1月に誕生した同グループ最新のホテルブランドで第一号ホテルが今年6月に米国・マイアミに開業したばかりで現在シカゴとあわせて2軒を展開している。
また、「ハイアット セントリック」とは「街の中心」、「情報の中心」という2つの意味を持ちブランドの基本理念は「“その街の最もエキサイティングな魅力発信源への玄関口”、旅先の中心的存在(センター)となり、ゲストを新しい発見やその街でしか出会うことのできない魅力的な体験へと誘うこと」している。ホテルに“宿泊する場所”以上の存在意義や価値観を求め、例え出張中であってもその街の個性や文化を探索する自由なマインドを持っている、好奇心に満ちた幅広い年齢層の行動的なトラベラーをターゲットとしているという。
「ハイアット セントリック 銀座 東京」の計画地は、朝日新聞社が所有・開発する地上12階建ての複合ビル「(仮称)銀座朝日ビル」の3~12階の10フロアで、164の客室、テラス席を設けたダイニング&バー、小規模なイベントスペース、最新のフィットネス機器を揃えたジムを備える予定。ダイニングエリアは用途に応じて分割・連結が可能なデザインで、会議からパーティーまで、幅広い需要に柔軟に応える。ホテルのインテリアデザインを手掛けるのは、日本を拠点に海外でも注目の赤尾洋平氏が率いるストリックランドで、「銀座の伝統と革新、その相反する2つの価値を空間におとしこむ」をコンセプトにした、銀座でしか実現できない新しいホテル空間を創出するとしている。
関係者のコメントは以下の通り。
■オリックス不動産㈱ 代表取締役副会長 剱持 正敏 氏
「オリックス不動産は、「クロスホテル」をはじめビジネスホテル、シティホテル、リゾートホテル、サービスアパートメント、研修施設、温泉旅館など全国で26もの宿泊施設を保有・運営しております。京都では「ハイアット リージェンシー 京都」も展開しており、本ホテル事業においても、オリックス不動産のホテル・旅館経営における経験と実績を生かし、またハイアットのグローバルなブランド力を結集することにより、伝統を守りながらも常に革新的で情報を発信し続ける銀座において、皆さまに愛され、喜ばれるホテルの運営を推進してまいります。」
■日本ハイアット㈱ 代表取締役 阿部 博秀 氏
「ライフスタイルは年々多様化しており、旅先でも街の個性や魅力、躍動を肌で感じることができるエキサイティングな体験を求める新しい顧客層が増えています。このような方々を私どもは“モダン エクスプローラー(Modern Explorer)”と呼んでいます。「ハイアット セントリック 銀座 東京」は、そのような顧客層と“モノより体験”に価値を見出すミレニアル世代を中心とした幅広い年齢層のお客様に支持される、ブランドのフラッグシップを目指します。」