コンセプトは、「TWENTY FOUR / 眠らないホテル」。東京赤坂は、日本でも有数の繁華街であり、ビジネスの主要な場でもある。この「眠らない街」に集う人々に、「睡眠が主な施設機能ではないホテル」を提案するもの。寝る間も惜しい、寝食を忘れるほど没頭する、夜通し楽しい時間を味わうなど、おもてなしやホスピタリティだけではなく、一晩の「自由時間」のあるホテルとして、「24時間眠らないホテル」というコンセプトに由来している。
「INNSOMNIA」は、INN(ちいさなホテル)と「INSOMNIA」(眠れない人)という単語をアイロニカルに組み合わせ、「INNSOMNIA」というネーミングで表現した。
ターゲットは主に、東京在住、大人の時間を楽しみ、自分のライフスタイルを重視したい20~40代前半の男性を想定している。ゲストのライフスタイルの延長線上にある「ワーキング」「キッチン」「フィットネス」をテーマにした、仕事もプライベートも楽しむ都会の「自由時間」を演出する3つのスペシャルルームを作った。
ウニール 赤坂店イメージ(ホテル1階)
また、ホテル内には京都発のスペシャルティコーヒーのプロフェッショナル「Unir(ウニール)」が東京発出店。「ウニール 赤坂店」としてホテル1階に24時間営業する。ホテル宿泊者は、カフェで客室の鍵を見せると、淹れたてのコーヒーをいつでも好きなだけ無料で楽しむことができる。「ウニール 赤坂店」では、同じく京都で生まれたブーランジュリ「Le Petit Mec(ル・プチメック)」のパンを採用。京都本店から数種を取り寄せ、ホテル内で焼き上げる。
設計面では、カフェとレセプションをシームレスにつなぎ、広いスペースをホテル1階に設置。宿泊者のチェックインとチェックアウトを1階のカフェで行なうことができる。
INNSOMNIA akasakaでは、年間売上見込みは約8億円、年間平均稼働率を約90%と見込んでいる。ソラーレホテルズは、多様化するライフスタイルに合わせ、今後もホテルブランドを展開していく予定としている。
客室例 50(FIFTY)
スペシャルルーム(ワーカホリック)
スペシャルルーム(マッスルペイン)
スペシャルルーム(キッチンドランカー)
HOTEL the INNSOMNIA akasaka 概要
施設名(日本語表記):ホテル・ザ・エム インソムニア 赤坂(インソムニア 赤坂)
施設名(英語表記):HOTEL the M INNSOMNIA akasaka(INNSOMNIA akasaka)
開業予定:2016年春予定
総客室数:72室(スペシャルルーム含む)
スペシャルルーム(全宿泊者利用可):ワーカホリック ミーティングルームと大画面ビジョン&サラウンドシステムを完備したシアタールーム。※要予約、宿泊者以外の利用可、24時間利用可
キッチンドランカー:アイランドキッチン、基本的な調理器具を備えたキッチンスタジオ風施設。※要予約、宿泊者以外の利用可。
マッスルペイン:イタリア製フィットネスブランド「テクノジム」のマシンやトレーニング器具を備えた施設。※宿泊者のみ利用可、24時間利用可能。
所在地:東京都港区赤坂2-14-14
カフェ:ウニール 赤坂店(ホテル内1階)24時間営業
ホテル内設備:ショップ(ホテル内1階)
インターネット環境:共用部、全客室Wi-Fi完備
ホテル・ザ・エム インソムニア 赤坂
http://www.m-innsomnia.com/