日本ファシリティマネジメント大賞(JFMA賞)はファシリティマネジメント(以下「FM」という)に関する優れた業績を表彰することにより、日本国内におけるFMの普及・発展に資することを目的としている。
第19回を迎えた本年は、ファシリティマネジメント(FM)を経営活動という位置づけで、それぞれが高いレベルでの応募が多く、多数の受賞となった。
コロナ禍を経験し、ハイブリッドワークを踏まえながらも、人々が集まる中心的なワークプレイスをいかに構築し運用するか、働き方改革とどう連係させるか、さらにユーザーのWell-being をどう達成するかという経営課題は、どの応募案にも共通して見られる状況だという。
今回、ホテル業界ではじめての優秀FM賞受賞となった(株)金沢彩の庭ホテルは、ホテル事業におけるSPC実現に向けたFMの活用でエントリーした。
「CS向上、ES向上が連関して企業収益向上を生むサービスプロフィットチェーンの好循環醸成」をめざして、FMの視点を導入した改修を実施し、経営改善を行った。
とくに、ES向上がCS向上につながる点に着目し、従業員のバックヤードの拡張・品質向上を図った施設改修は、FMの経営活動として評価された。
日本ファシリティマネジメント大賞
金沢彩の庭ホテル