星野リゾート(本社・長野県北佐久郡)は1月17日、千葉県浦安市にて全638室の「星野リゾート 1955 東京ベイ」を開業することを発表した。開業予定日は2024年6月20日。
新浦安駅からバスで約15分の立地に位置し、2023年12月に営業終了をした東京ベイ東急ホテルをリブランドするもの。同社において舞浜浦安エリアでの展開は初となる。
リブランドに際し「OLDIES GOODIES」のコンセプトのもと展開。コンセプトには「古き良きアメリカ」の意が込められており、館内のデザインは世界初のディズニーランドが誕生した1955年頃のアメリカの世界観をモチーフに表現。
また、「GOODIES」には魅力的なもの、楽しませるものといった意味も備えており、世界観にしっかりと没入できるよう、テーマパーク旅を便利で快適にするホテルサービスを追求する。
全638室の客室は23タイプを有し、壁紙やカーペット、ソファーなどは落ち着きのある色彩を組み合わせた色遣いで整える。「ゴロゴロ寝台付き スーペリア」は2台のベッドの奥に「ゴロゴロ寝台」を設えてソファーまたはベッドとして利用することができ、最大4名での宿泊が可能なつくり。
館内には宿泊ゲストが24時間利用可能なパブリックスペース「2nd Room」を設置。ホテルコンセプトを彷彿させる音楽が流れ、靴を脱いで休めるスペースや半個室として利用できるスペースなどがあり、好きなスペースを選んでくつろぐことができる仕様。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp