藤田観光株式会社(本社・東京都文京区)は10月6日、東京理科大学「スペース・コロニー研究開発コンソーシアム」に参画し宇宙開発の一翼を担うことを発表した。
同コンソーシアムは宇宙開発に不可欠な極限的な閉鎖環境において、人間が長期間滞在するために必要な技術の研究開発を、企業・行政・大学等の教育機関が互いに連携しながら実現するための場として2018 年11月に設立。
宇宙空間居住を目指すとともに、必要とされる技術を地球上でも実装することで、様々な社会課題の解決、快適な地上での暮らしの実現に取り組んでいる。
藤田観光社は「宇宙で暮らす未来」の実現に向けて、循環型生活システムや快適未来空間の開発などの分野において宇宙ホテル開発を構想しつつ、「宇宙開発という夢のある事業においても、当社の社是である『健全な憩いの場と温かいサービスを提供することによって、潤いのある豊かな社会の実現に貢献』できるように魅力的な滞在環境の造成に努めてまいります」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp