ロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」
ウェスティンホテル東京(東京都目黒区)は10月2日、ロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」およびインターナショナルレストラン「ザ・テラス」をリニューアルオープンした。
「Heritage and Reinvigoration(継承と再生)」のコンセプトのもと、より豊かで快適な滞在環境と洗練されたホテル体験を提供することを目的に、1994年の開業以来初となる大規模なリノベーションを行った。
デザインは乃村工藝社「A.N.D.」が手掛け、西洋の様式美を継承しながら、重厚感の中にも恵比寿の土地が持つ歴史と原風景を感じる要素が調和する「Modern Heritage(モダンヘリテージ)」を表現した。
ロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」(246㎡)は32卓96席を配し、光が降り注ぐインナーガーデン「オランジェリー」をテーマに、大きな窓の外に広がるガーデンの豊かな緑と、重厚で格調高い様式のインテリアといった、異なる要素が溶け合い調和する空間へと仕上げた。
インターナショナルレストラン「ザ・テラス」(695㎡)は、80卓180席のうちカウンター20席とテラス32席を設置。恵比寿の原風景のエッセンスである豊かな水と緑をキーワードに、グリーンを中心に設えた光あふれる開放的な空間に。ゲストのウェルビーイングを念頭に置きながら、一人ひとりの好みや食生活上のニーズ、シチュエーションに合わせたフレキシブルで多彩なメニューづくりに取り組む。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp