JR九州ホテルマネジメント株式会社(本社・福岡県福岡市)は9月28日、24年初頭に開業予定の「長崎マリオットホテル」の概要を発表した。
同ホテルはマリオットブランドで国内9軒目、九州では初となり、JR長崎駅ビルの7~13階に構えて延べ床面積は約2万㎡、客室数は全207室を予定する。
外観は港町の長崎らしく「客船」がモチーフ。館内のインテリアデザインやアートではモダンなデザインの中に、長崎の地形や自然、街並みや風土に根付いた異国文化のエッセンスを加えるとした。
客室はスイート28室を含む5タイプ13種類を提供し、長崎の夜景を楽しめるバルコニー付き客室が7割を占める。スタンダードタイプは36㎡~、スイート80㎡~(バルコニー含む)の広さを備える。
レストランは朝食ブッフェ・ランチ・ディナーが楽しめる「オールデイダイニング」、アフタヌーンティーや県産のフルーツを使ったカクテルを提供する「バーラウンジ」など3施設を用意。
付帯施設にはフィットネスジム、エグゼクティブウンジ、カンファレンスルームなどを備え、総支配人のサイ・ウエスト氏は「広い客室とバルコニーから望む景色が強み。海外客も獲得したい」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp