2023年は、小泉元首相が日本の成長戦略の柱に観光産業を位置づけた「観光立国宣言」から20年目の節目を迎えます。2007年の観光立国基本法制定、2008年の観光庁発足を経て、訪日外国人旅行者数 1,000万人を目標に掲げたビジット・ジャパン・キャンペーンの実施、そしてなによりも2013年に「2020年東京オリンピック・パラリンピック」の開催が決定したことで、この間、日本の観光・宿泊産業を取り巻く環境は大きく変わりました。すならち、これまでの国内観光やビジネス需要を中心とした市場に、巨大なインバウンド需要を取り込むことに成功しつつあったのが、コロナ直前の状況でした。
北村剛史
(株)日本ホテルアプレイザル 代表取締役/(株)サクラクオリティマネジメント 代表取締役/(一社)観光品質認証協会 統括理事不動産鑑定士、MAI(米国不動産鑑定士)、FRICS(英国ロイヤル・チャータード・サベイヤーズ協会フェロー)、CRE(米国不動産カウンセラー)
ホテル・旅館の不動産鑑定評価会社である(株)日本ホテルアプレイザルの代表取締役。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科在籍時には「ホテル・旅館の人格性、パーソナリティー」をテーマに研究。
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