なお、本開業はアパグループとニュージャージー州を拠点に不動産投資を行なうフレンドウェルグループとの戦略的業務提携契約の一環で、両社で合弁会社「 APA HOTEL FRANCHISE LLC」を設立し、アメリカ国内においてフランチャイズ方式で「アパホテル」ブランドのホテルを展開していくとしている。
記者会見会場にて
記者発表会でアパグループ代表 元谷外志雄は、アパホテルの掲げる「新都市型ホテル」の理念を説明し、「アパホテルをアメリカ全土で展開していくことでアメリカにおけるホテル文化を変えていく。」「最初の 2 年間は準備期間でもあり緩やかなスピードだが、その後ピッチを上げ、5 年間で 100 ホテルを目指したい。第二号ホテルはニューヨークで検討中である。」と今後の展開の意気込みを語った。
それに続き、フレンドウェルグループの鄭尊仁会長と CEO の Jason Cheng 氏よりアパホテルとの提携の経緯を説明、さらに APA HOTEL FRANCHISE の COO に就任する Chris Akoury 氏がアメリカ人の視点からアパホテルの魅力とアメリカ全土への展開のビジョンを語った。
なお、今回開業する「APA HOTEL WOODBRIDGE」は、今後さらに2016 年 5 月 20 日にはグランドオープンを予定しており、フロント・ロビーの改装や自動チェックイン機の導入、節水シャワーをはじめとする省エネ対策を進め、テナントとして日本食レストランの開店も予定されている。
■フレンドウェルグループについて
フレンドウェルは 1989 年に台湾で創設され、不動産事業を主として中国、アメリカ、日本へと展開してきた。アメリカには 1996 年に進出。ニュージャージー州を拠点としホテル、ショッピングセンター、オフィスビルを次々と取得し、現在ホテル 13 棟、ショッピングセンター 12 ヶ所、オフィスビル 6 棟を保有するに至る。また不動産を取得するのみにとどまらず、マネジメント業務も並行して行い、不動産ディベロッパーとして確固たる地位を築いてきた。現在大型マンション建設プロジェクトも進行中であり、今まさにニュージャージーを超えて、ニューヨークを始めアメリカ全土に進出を成し得ようとしている。
■アパグループ
https://www.apa.co.jp/