ブッキング・ドットコムは、2023年版「サステナブル・トラベル」調査結果の発表および、日本での実践ホテルとして東横インの近年の取り組みを 7月10日に発表した。
同調査によると、世界の旅行者の76%(日本は 56%)が「今後 1年間において、よりサステナブルに旅行したい」と回答。また、世界の旅行者の 49%(日本は 43%)が「よりサステナブルな旅行はコストがかかりすぎる」半面、世界の旅行者の 43%(日本は22%)が「サステナブルな認証を受けた旅行のために追加料金を支払うことをいとわない」という考えも明らかになった。2021年から実施している同社の「サステナブル・トラベル」バッジを全世界の 50万軒以上の宿泊施設が取得しており、取得によるブランディング効果も着実に上がっているという。
会見では、東横インの執行役 中澤千代子氏が、コロナをへて国内出張需要が低迷するなどホテルマーケットの変容から、同社が取り組み始めたサスティナブルアクションの数々を紹介。サステナブルなホテルとして位置付けていくことを明言した。
新生ブランドロゴ。東横イン(343店・7万 65406室)では「あらゆる人の移動の基地となる」を掲げリブランディング中