「食の東急ホテルズ」が誇るシェフの腕とすばらしい眺望で食体験の価値を上げる
----ベルスターの料飲施設のうち 3店舗は直営と聞きました。
ベルスターの料飲 3店舗(寿司(すし)店以外)は直営です。すばらしい眺望の 45階にレストランとバーを集結させています。モダンフレンチ「Restaurant Bellustar」は、まずは高さ 13mの窓からの眺望と開放感が魅力でしょう。実力のある竹末宗弘シェフは感性を磨くために開業前にパリでの研修を行ない、ソムリエ陣も充実させて、お客さまのさまざまな要望にも対応できるようにしております。連泊のお客さまにも滞在中に 1度はご利用いただきたいレストランです。
そして、バーの魅力も、やはりまずは宝石箱のような最高の夜景。美酒と美しい夜景を楽しんでいただければと思います。個人的には旅慣れた大人のためのシガーバーもあればよいなと思いますので、条例に基づき、いずれは作りたいなと思っています。
「鉄板天祐」の木村のぶ子シェフは、肉に関してのこだわりが凄い。供給量が少ない石垣島の希少なプレミアムビーフをメインで使い、コースの序盤にすぐに肉を出すという独自のスタイルで、肉好きのお客さまに支持されています。もちろんホテルですので、魚介を含む一般的な鉄板焼にも対応していきたいと思っています。
----新宿エリアのコンペティターについて、どのようにとらえていますか。
新宿東口のエリアには、フルサービスのホテルがほかにありませんので…、西口のエリアにあるラグジュアリーホテルはある意味ライバルでもありますが、同じ新宿にあるホテルとして一緒に成長していけたらと考えております。東京はラグジュアリーホテルが次々と開業しているので、みなさまに負けずについていこうと思っています。
2ホテルは館内アートに注力しており、タワー全体で 26人のアーティストによる新宿・歌舞伎町を表現したさまざまな作品を常設しています。また、グルーヴの客室のマグカップは SDGsや多様性の観点から、ボーンチャイナの土に還る素材の器に、誰も排除しない「まぜこぜの社会」をめざして活動する一般社団法人 Get in touch(代表:東ちづる氏)で活躍するアーティスト・衣笠泰介氏のデザインを採用しました。