「浅草ビューホテルアネックス六区」総支配人の浅野良太氏
日本ビューホテル(株)(本社:東京都台東区)は、「浅草ビューホテル アネックス六区」(199室・5タイプ・28.7m2~/ 1室約 54,000円~)を 2023年 3月 18日に開業。8日には、会見・内覧会を行なった。
浅野良太総支配人によると、同ホテルは、「昭和初期から映画館や寄席・劇場が集結した繁華街・浅草公園六区に位置。歴史ある伝統・芸能文化の街に建つホテルとして、「文化発信・文化体験の拠点」をコンセプトに、和の伝統文化の体験型ホテルとして訴求。主なターゲットは訪日回数の多いインバウンドで、豊富な文化体験メニューを造成し、OTAでのアプローチで予約につなげていく」。
旧歌舞伎座で使用していたひのき板を移築した舞台を併設するレストラン「ブロードウェイ六区」では、浅草ベーコン、万久味噌など地元浅草の食材を使用したメニューのほか、シェフが目の前の鉄板で調理をするライブ感のある朝食を提供する。併設するひのきの舞台では、浅草芸者の舞、無声映画と活弁士の掛け合い、三味線や琴の邦楽演奏、サイレントフィルムの上映などの舞台興行や活弁士、麻生八咫・子八咫による公演を実施。
なお同社を傘下とするヒューリックホテルマネジメント(株)の代表取締役社長髙橋則孝氏は、浅草に 3軒のホテルを有することでリレーションの強化とさらなるブランディングに期待。また展開する①ゲートホテル、②高級旅館「ふふ」、③日本ビューホテル、④運営受託事業の四つの観光ビジネスをさらに注力していく構えだ。
舞台を併設するレストラン「ブロードウェイ六区」での朝食会場(イメージ)